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金利動向

平成25年になりニュースを見ていると、株価の上昇や円安が進んでいる事が大きく取り上げられています。

デフレ脱却・景気回復には、もちろん一般庶民への“痛み”も有るでしょうが、金融緩和や円安、規制緩和など、必要な事ばかりでしょう。

ここで個人的には、金利がどう動くのか?が気になる所です。

金利の動向については年が明けて未だ1ヶ月ほどでもあり、あまり変動が無い事も有ってか話題には殆ど出ていません。
 経済学については詳しくない為、このままの金利が続くのか?何時かの時点から大きく動くのか?予想は出来ませんが、収益マンションなどをお持ちでローンを抱えている方にとっては、大きな影響が今後出てくるかもしれません。

本当にデフレ脱却・景気回復するなら(したなら)、基本的には金利は上昇するはずです。
いきなり高金利になるような事は無いとは思いますが、上がっていくのが普通の考え方でしょう。

数年前に収益マンション等を購入するローンが、付きやすい時期が有りました。 
私の知っている方にも、ほぼ100%フルローンに近い、しかも金利は1%台…、なんて方もいらっしゃいました。
モチロンそれ自体は良い(?)事ですが、 中には返済計画にあまり余裕の無い方もいたはずです。

低金利が続けば別ですが、フルローンで変動金利(特に超低金利で借りた方)ですと、事業内容によってはそのうち、返済できない方も出てくるのではないかと思っています。

モチロン、大抵のローンでは返済額が一定額以上は急に変わらない様になっているものですが、だからといって金利が上がらない訳では有りません。
返済内訳の元本の返済が先送りになっているだけですから。

その為、金利が上がってもあまり影響が無いなんて軽く考えていると、気が付いた時にはどうしようもない…、なんて方も出てくかもしれません。
なんせ、数年前のその時期は個人の不動産投資がブームでもありましたから、ブームに乗って買った人もいる事でしょうから。

その様な方は、ぜひとも金利が上がっていった時の事を検証してみるべき時期だと思います。
直ぐに払えなくなるような事は無いでしょうが、そうなるかも知れない事への対策を準備する時間は有る訳ですから。
準備する時間が無くなる前に…。

数年先にどうしようもなくなるか、そうならない為に今のうちから準備をしておくか、この違いは大きいと思います。
準備や対策をしないで泣きを見る人が、どの投資の世界にもいるのですから。



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