Home > 相続 > 税制 > 平成25年度税制改正大綱について
平成25年度税制改正大綱について
平成25年度の税制改正大綱について、資産税関係ではニュースやセミナー等では、まずは相続税の増税についての話が目につきます。
勿論増税ですので、誰しも気になる所です。
しかし、ライフプランや長期計画を基本的には大事だと思う筆者からすると、贈与税の税率構造の変更も、とても大きなポイントだと思いました。
特に、20 歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた財産に係る贈与税の税率構造の変更が、ライフプラン(長期計画)では、上手く使えばより効果大かもしれないと思っています。
相続の発生が目前で有れば、時間的な事から贈与等の活用の幅は狭くなります。
しかしある程度の時間をかける事・かけられる事が、前提なら大きな効果を狙う事も可能でしょう。
しかし…、その様な長期計画って、提案やアドバイスする人や会社が少ないんですよね…。
商売のキャッシュポイントが、先伸ばしや薄くなってしまうので…。
本来であれば、時間をかけて長期的に対策を行なえば、資産家の得るメリットは大きくなります。
しかし、その対策を手伝う立場の者からすると、(短期的な)メリットは小さくなります。
正直、トレードオフの関係でしょう。
やはり、信頼関係をしっかり築けるアドバイザーを得る事が、今後の資産家には必要でしょうし、個人的なアドバイザーを得るという、風習や文化が早く日本にも根付く事を願うばかりです。
孫への教育費贈与が非課税に??? ハウツー本には、注意が必要?