繁忙期の仲介業者さんたち
2月に入り、賃貸仲介の業者さんたちは、とても忙しい時期です。
賃貸経営をしている大家さん、特に空室の有る大家さんにとっても、とても気になる時期でしょう。
さて大家さんの中には、この時期は人が移動する時期なので、空室が埋まる絶好の時期と期待している方も多いと思います。
大正解です。
仲介業者さんも、超稼ぎ時です。
ただ、空室を抱える大家さんの中には、普段と変わらない行動の方もいらっしゃいます。
人の移動の時期なので、大丈夫だろう…、なんとかなるだろう…と思っているようです。
しかし、仲介業者さんのこの時期は、とてもとても忙しいものです。
チカラの有る、仲介業者さんであればあるほど。
朝から、FAXやメール、資料の送付、管理会社等の来店により、空室情報がわんさかやって来ます。
物件情報の資料は、どんどん山の様になって行きます。
どの物件、大家さん、または管理会社にとっても、一番大事な時期ですので、みんな一斉に動いています。
その為、大家さん側も普段どうりの行動、つまり仲介業者さんに対する告知活動では、仲介業者さんの実際に客付けをする営業の人に、その資料が目に止まらない、または、直ぐに忘れられてしまう、という事態が起きやすくなります。
実際に、賃貸の仲介業者さんでは、普段から数百件から千件以上の物件を取り扱っています。
そして、この同じ時期に、沢山の資料が手元に来ます。
人間ですから、当然全てを完璧に覚えるなんて事は出来ません。
ましてや、空室が長引いている大家さん等は、条件も変更したりしますから尚更です。
沢山の資料や情報の中に、うずもれてしまうという事です。
大家さん側からすると、普段から顔を合わせているから大丈夫、と思いがちですが仲介業者さんからすると、基本的には、沢山いる大家さんの中の1人でしか有りません。
沢山の物件・情報の中の1つでしかないのです。
その為、この時期は物件の条件などに付いてもモチロン大切なのですが、同時に仲介業者さんの意識の中に、その物件の事がどれだけ残っているか?も、とても大きなポイントになります。
どうすれば、仲介業者さんに忘れられにくい物件になるか?と言う事も、入居者を付ける上では、大きな作戦の1つとなります。
ただ、作戦とは言っても、条件以外では地道な作戦しか有りませんが…。
訪問する回数とか、資料の目立ち度とか…。
あとは、業者さんがどれだけ〇〇できるようにしてあげるか?